とろーりケットを洗ったあと、「乾燥機に入れても大丈夫?」「なかなか乾かない…」と悩んでいませんか?
結論からいうと、とろーりケットは乾燥機を避けて、洗濯表示どおりに干すのが安心です。
販売元の江崎ふとん店では、厚手タイプのOFFtonとろーりケットなどについて、タンブル乾燥機を使わないよう案内しています。通常の肌掛けタイプも、手元の洗濯表示を確認してくださいね。
この記事では、早く乾かす5つの方法を、電気代・手軽さ・乾燥効率の面から比べました。
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とろーりケットは乾燥機NG?まず結論と理由
家庭用のドラム式洗濯乾燥機やコインランドリーの乾燥機には、気軽に入れないようにしましょう。洗濯表示に「タンブル乾燥禁止」のマークがある場合は、低温設定でも使えません。
通常の肌掛けタイプは、上層がレーヨン100%、下層がポリエステル97%・ポリウレタン3%、中わたがポリエステル100%です。異なる素材を組み合わせた寝具は、熱や摩擦で縮んだり、型崩れしたり、風合いが変わったりすることがあります。
- 高温: 縮みや生地の傷みにつながります。
- 回転の摩擦: 毛羽立ちや傷みのおそれがあります。
- 中わたの偏り: 型崩れの原因になります。
早く乾かすコツは、風を当てながら、まわりの湿度を下げることです。脱水は洗濯表示を守り、幅のある物干しで形を整えて干しましょう。
早く乾かす5つの方法を比較
①衣類乾燥除湿機
雨の日や湿度が高い日に頼れる家電で、部屋の湿気を回収しながら乾かせます。ただし、除湿機だけだと折り重なった部分に風が届かず、乾きムラが出ることがあります。生地を重ねすぎないように干しましょう。
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②サーキュレーター(扇風機との違いも)
少ない電力で、洗濯物のまわりの湿った空気を動かし、乾燥をサポートします。扇風機は人に風を当てる使い方が中心ですが、サーキュレーターは部屋の空気を循環させる家電で、まっすぐな風を遠くまで届けやすいのが違いです。ただし水分を回収する力はないので、湿気がこもるときは換気や除湿と組み合わせましょう。
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③エアコン除湿
新しい家電を買わずに試せます。ただし、方式によっては室温が下がって乾きにくくなることも。ケットに風が当たりにくいので、扇風機やサーキュレーターをプラスしましょう。
④浴室乾燥機
天気に左右されず干せるのが魅力ですが、**温風なら必ず安全というわけではありません。**強い温風は生地に熱の負担をかける可能性があります。洗濯表示と取扱説明書を確認し、風が通るように広げて干してください。
⑤自然乾燥・陰干し
電気代0円で、風通しのいい日なら十分乾きます。洗濯表示に従って日陰に干し、物干し竿を2本使うなど、空気の通り道を作りましょう。湿度が高い日は、送風や除湿をプラスします。
電気代・手軽さ・乾燥効率の比較表
| 乾燥方法 | 電気代の試算(1時間) | 手軽さ | 乾燥面の特徴 |
|---|---|---|---|
| 衣類乾燥除湿機 | 約5.7円 | 設置が必要 | 湿気を回収できる |
| サーキュレーター | 約0.9円 | 手軽 | 送風で乾燥を補助 |
| エアコン除湿 | 約12.4円 | 手軽 | 部屋全体を除湿 |
| 浴室乾燥機 | 約37.2円 | 設備があれば手軽 | 浴室内で乾燥できる |
| 自然乾燥・陰干し | 0円 | 手軽 | 天候や湿度に左右される |
※電気料金単価31円/kWhで試算。除湿機はパナソニックF-YEX90D(60Hz・185W)、他は仮定値(サーキュレーター30W、エアコン400W、浴室乾燥機1,200W)です。実機の試験結果ではありません。
消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
1時間あたりの電気代だけでなく、乾くまでの運転時間も一緒に考えてみてくださいね。
最速を狙うなら除湿機とサーキュレーターの併用
とろーりケットをできるだけ早く乾かしたいなら、衣類乾燥除湿機とサーキュレーターのコンビがおすすめです。
「湿気を取り除く」と「風を当てる」を同時にできるので、乾燥の強い味方になってくれます。
ただし、必ず最短時間で乾くとは言い切れません。洗濯物の量や室温、湿度、家電の性能によって結果は変わります。
併用が効く理由
洗濯物が乾くには、生地の水分が空気中に蒸発する必要があります。
でも、ケットのまわりに湿った空気がたまると、水分が蒸発しにくくなってしまうんです。
そこで活躍するのがサーキュレーター。風でケットのまわりの湿った空気を動かして、乾燥を後押ししてくれます。
さらに、衣類乾燥除湿機が部屋の水分を回収してくれるので、湿気がこもりにくくなります。
つまり、サーキュレーターで水分の蒸発を促して、除湿機で部屋の湿気を回収するという役割分担です。
窓を開けられない雨の日には、とくに心強い組み合わせですよ。
風を効率よく通す配置
併用するときは、家電の置き方もポイントです。
まず、ケットを物干しに広げて、生地同士ができるだけ密着しないようにします。
次に、サーキュレーターをケットの斜め下などに置いて、風が広い範囲に当たるよう角度を調整しましょう。
除湿機は、吸気口や吹き出し口をふさがない場所に置いてくださいね。
効率よく乾かすためのポイントは、次のとおりです。
- ケットを広げて、空気の通り道を作る
- サーキュレーターの風を、生地の広い面に当てる
- 除湿機の衣類乾燥モードを活用する
- 途中で乾きムラをチェックする
- 完全に乾いてから収納する
除湿機やサーキュレーターは、それぞれの取扱説明書に従って設置しましょう。
湿度が高い日に効果を発揮する条件
除湿機とサーキュレーターの併用は、湿度が高い日にとくに効果を感じやすい方法です。
たとえば、梅雨の時期や雨が続く日は、窓を開けても湿気がなかなか逃げてくれませんよね。
そんなときは、除湿機で湿気を回収しながら送風すると、ぐっと乾きやすくなります。
除湿の効率をアップさせるには、ドアや窓を閉めて運転して、部屋の広さに合った除湿能力の製品を選びましょう。
ただし、機器の放熱で室温が上がることもあるので、気をつけてください。
また、寒い部屋では除湿方式によって性能が変わります。冬場は、低温環境に対応した機種を選ぶと安心です。
乾燥家電を選ぶポイントとおすすめ
とろーりケットを乾かすために家電を買うなら、価格だけで決めないのがおすすめです。
いま持っている家電や、普段の洗濯スタイルに合わせて選べば、ムダな出費をおさえられます。
ここでは、3つのパターンに分けて、おすすめの選び方を紹介しますね。
すでに扇風機がある場合
すでに扇風機があるなら、いきなりサーキュレーターを買わなくても大丈夫です。
まずは扇風機の風をケットに当てて、乾燥のサポートになるか試してみましょう。
扇風機でも、洗濯物のまわりの空気を動かせます。
ただ、大きなケットを干すと、風が当たらない部分ができることもあります。
風の届き方に物足りなさを感じたら、サーキュレーターを検討してみてください。
選ぶときは、首振り機能、上下の角度調整、風量の切り替えをチェックするのがおすすめです。
部屋干しだけでなく、夏の冷房や冬の暖房のときの空気循環にも使えて便利ですよ。
雨の日に毎回部屋干しする場合
雨の日はいつも部屋干し、というご家庭なら、衣類乾燥除湿機を優先して検討してみましょう。
送風だけでは取りきれない部屋の湿気も、除湿機なら回収してくれます。
たとえば、パナソニックの「F-YEX90D」は、エコ・ハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機です。
60Hz地域での定格除湿能力は8.5L/日、衣類乾燥・速乾モードの消費電力は185Wです。
省エネ性を大切にしながら、普段の部屋干しにも使いたい方にぴったりの選択肢です。
一度に干す洗濯物が多いご家庭なら、除湿能力がもっと高いモデルも比べてみてくださいね。
除湿機とサーキュレーターを2台置くスペースがない場合は、送風機能がついた衣類乾燥除湿機も便利です。
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冬も寝具を洗濯したい場合
冬でもとろーりケットを洗いたいなら、除湿機の方式をチェックしましょう。
除湿機には、主にコンプレッサー方式、デシカント方式、ハイブリッド方式があります。
コンプレッサー方式は高温多湿の季節に向いていますが、低温環境では除湿能力が下がることがあります。
一方、デシカント方式は、低温環境でも除湿しやすいのが特徴です。
ただし、ヒーターを使うので、消費電力や室温の上昇には気をつけましょう。
たとえば、アイリスオーヤマの「IJDC-P60-C」は、サーキュレーター搭載の衣類乾燥除湿機で、定格除湿能力は5.8L/日、消費電力は590Wです。
冬の部屋干しに使える製品ですが、電気代も含めて検討してみてくださいね。
季節を問わず使いたいなら、ハイブリッド方式やエコ・ハイブリッド方式も候補になります。
なお、除湿機の送風や温風を使うときも、ケットの洗濯表示で禁止されている乾燥方法は避けましょう。
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よくある質問
Q.とろーりケットはコインランドリーの乾燥機に入れても大丈夫?
タンブル乾燥禁止の洗濯表示があるなら、コインランドリーの乾燥機も使えません。
家庭用のドラム式乾燥機と同じで、回転や熱が生地の負担になることがあります。
「洗濯できる」ことと「乾燥機が使える」ことは別なので、気をつけてくださいね。
Q.乾燥機の低温モードなら使える?
タンブル乾燥禁止の場合は、低温モードでも避けましょう。
低温だから絶対に安心、というわけではないんです。
乾燥機が使えるかどうかは、商品についている洗濯表示を最優先にしてください。
Q.とろーりケットは何時間で乾く?
乾く時間は、サイズ、洗濯後の水分量、室温、湿度、風の強さなどで変わります。
薄手の肌掛けタイプと厚手のOFFtonタイプでも、条件が違います。
なので、「何時間で乾きます」とは一律にお伝えできません。
とくに中わたがあるタイプは、表面だけでなく内側まで乾いているか確認しましょう。
Q.早く乾かすために脱水時間を長くしてもいい?
自己判断で脱水を長くするのはやめて、洗濯表示や販売元の案内に従ってください。
強い脱水は、生地や縫い目に負担がかかることがあります。
早く乾かしたいときは、脱水を強めるより、干し方や送風を工夫するのがおすすめです。
Q.生乾きのまま収納するとどうなる?
水分が残ったまましまうと、イヤなにおいやカビの原因になることがあります。
表面が乾いていても、生地の重なった部分や中わたに湿気が残っているかもしれません。
しまう前に全体をチェックして、しっかり乾かしましょう。
Q.除湿機とサーキュレーターは両方必要?
必ず両方そろえなきゃいけない、ということはありません。
湿度が低くて風通しのいい日なら、自然乾燥や送風だけでも乾かせます。
ただ、湿度が高い日や部屋干しが多いご家庭なら、除湿機とサーキュレーターの併用が便利です。
まずは家にある家電を活用して、必要になったら買い足すのがおすすめですよ。
まとめ
とろーりケットは、肌触りを大切にしながら、洗濯表示に従って乾かすことが大事です。
販売元がタンブル乾燥機の使用を禁止している商品もあるので、確認せずに乾燥機へ入れるのはやめておきましょう。
今回紹介した5つの乾かし方は、こんなふうに使い分けるのがおすすめです。
- 衣類乾燥除湿機: 雨の日や湿度が高い部屋干しに
- サーキュレーター: 風を当てて乾燥をサポートしたいときに
- エアコン除湿: 手持ちの設備を活用したいときに
- 浴室乾燥機: 浴室に干す場所を確保できるときに
- 自然乾燥・陰干し: 電気代をかけずに乾かしたいときに
とくに、湿度が高い日に乾く時間を短くしたいなら、除湿機とサーキュレーターのコンビが有力です。
とろーりケットだけでなく、普段の洗濯物の部屋干しにも役立ちますよ。
大切なのは、無理に熱を加えることではなく、湿気を取り除きながら風を通してあげること。
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お気に入りのとろーりケットを長く快適に使うために、素材に合った方法でやさしく乾かしてあげてくださいね。

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